テキストの有効な使い方(書き込みする方法)【がんばろう!日商簿記1級合格170】

がんばろう日商簿記1級合格、今回はインプットの1つのやり方として「テキストの書き込み学習法」をご紹介したいと思います。

テキストに書き込みをしないで合格した方もいらっしゃるので好き好きですが、勉強法で迷っている方がいらっしゃったら、このやり方はノートをあまり取らず済みますので、“省エネ”で勉強ができるかもしれません。

テキストの内容を1つずつ見たときに、「自分がわかるか、わからないか」そして「大事なのか、大事ではないのか」という2つの軸が大事で、このマトリックスでいきます。

一番重要なのは、「大事だけれど自分がわからないところ」で、これを「大事だけれど、わかる」にすべて変えていけば受かるのです。
大事ではないけれどわかっているところは、あまり気にしなくてもいいです。

重要なのは、「大事だけれどわからないところ」を「大事だけれどわかる」に変えることです。

この方法は理論対策にもなって、特別に理論のテキストを用意して勉強をしなくても、テキストでできてしまうのです。

たとえば、資産除去債務という商業簿記のテーマを参考にすると、私はわかったらチェックをつけて、それほど見ません。

「わかった」あるいは「問題ができた」というものにはチェックマークを入れます。
そして、後で復習をするときの指針として、チェックマークと「☆」印と「?□」印と「△」の印をつけます。

「☆」は重要なところを意味して、重要な行にラインを入れたり、文章中に丸をつけて印をつけてもいいです。
さらに重要度を「☆」の数で表すこともできます。

大事なのは「☆」がついていて「?□」になっているところを次回の復習でなくすことです。

そこをピンポイントで見ていきます。
そして、わかったところはどんどん斜線で消していきます。
丸をつけたところは「キーワード」という意味です。

たとえば、資産除去債務の定義は「有形固定資産の取得、建設、開発または通常の使用によって生じ、その有形固定資産の除去に関して法令または契約で要求される法律上の義務及びそれに準じるものをいう。」と柴山式テキストでは記載しています。

このなかの「法令または契約」という部分ですが、これは「法律による規制があるか、法律の規制がなくても契約によって除去する義務がある場合」ということですが、ここがキーワードになります。

この部分がわかったらチェックを入れて、次からはあまり見なくてもいいという印になります。
これが「わかった」という意味です。

次に「資産除去債務は、それが発生した時に、有形固定資産の除去に関する割引前の将来キャッシュ・フローを見積り、割引後の金額で算定します。」とあります。

これはたとえば、耐用年数が到来したときに除去費用を見積もりますが、それを割引前の金額で算定するということで、大事なところです。
ここもわかればチェックを入れます。

このように、上からどんどん見ていって、「この行はできた」「この行はできなかった」というように、私ならば細かく見ていきます。

このようにすれば、ノートは必要なくなります。
テキストを見ればどこまでわかったのかがわかります。

私はテキストが汚れるのが好きだったので、どんどん書き込んで「どこまでやったか」という充実感を持たせます。
しかし、このやり方は好みです。

次に、資産除去債務に対応する除去費用の資産計上と費用配分について、「負債の計上」「有形固定資産の帳簿価額に加算」という部分は大事です。
ここは計算に関する部分ですが、計算の勉強も理論対策になるのです。

次に、「資産計上された資産除去債務に対応する除去費用は~~」という部分で、「各期に費用配分」というところが難しいと思ったら、「?□」をつけて、2回目3回目の復習でここを重点的にやります。

「費用配分」という言葉は他の論点でも出てきます。
たとえば、棚卸資産や有形固定資産や繰延資産など、いろいろな論点で出てきますので、他の項目を勉強しているときに費用配分の意味が徐々にわかってきます。

他の項目を勉強して、一巡した後にもう一度見ればわかってくるというイメージです。
今回ご紹介した記号ではなくても、みなさんの好きな記号を使ってください。

特に「☆」がついて「?□」がついている部分は要注意です。
ここを放っておくと合格の障害になります。

そして、「時間の経過による資産除去債務の調整額」というのは重要なので「☆」をつけます。

ここは授業で私や他の講師が必ず「大事です」と言うところです。
資産除去債務の調整額は利息費用といいますが、これについて少しわからない部分があるときには「?□」をつけます。

計算はできるけど意味がわからないというケースです。
意味の部分は「□」だけれど、計算だけはできたということです。

「資産除去債務の当期首の残高×割引率」というパターンは、退職給付債務でも同じことをやるので、あちこちでこのやり方を見かけます。

あとは償却原価法の利息法でも出ますので、こういった計算手続きはいろんな論点で見るから「これは何とかなるな」ということで、チェックを付けます。

しかし、理論的背景がわからない場合は「?□」をつけます。
この部分は重要なので、意味もわかってほしいということです。

そして、「減価償却費また利息費用勘定を使う」という部分はできるかもしれないけど間違えるかもしれないという場合は「△」をつけておきます。

そして、「資産除去債務の履行と履行差額の処理」については苦手な人が多いと思うので、わかりづらいと思ったら、この部分を「?□」にしておきます。

そして、例題もできるかどうかでマークをつけます。
この例題は重要性がある程度高いので「☆」をつけておきます。

さらに、問題文のなかでもどの問題ができたかでマークをつけます。
たとえば問1はできるからチェック、問2は「?□」などと分類します。

いろいろなやり方がありますが、今回は文章の説明について1個1個丁寧に、わかったか・わからないかをチェックしていきました。
このようにしておくと、後の復習がやりやすくなります。

テキストの欄外に書いたり、文章の中でも重要なキーワードにはどんどん丸をつけて、後でパッと見えるようにしておきます。

何度も見ているうちに頭に入ってきて、これが会計学の理論対策としても使えるようになります。

最後は、少し簿記1級のレベルを超えていますけど、「割引前将来キャッシュ・フローの見積りの変更」です。

ここは難しいですし、授業の中でも「優先順位が低いからスルーしていいです」と言う可能性が高いです。

そうした場合、ここは「?□」とマークしておきますが、「スルー」と書いて、「とりあえず飛ばしていい」ということがわかるようにしておきます。

「☆」がついている部分を先にやって、時間があったら「スルー」の部分を見ておきます。
これで重要度が高い・低いという判断をします。

チェックマークはできるもので、「?□」はできないけれど、いずれできるようになりたい部分です。

「☆」がついていて「?□」の場合は必ずできるようにならなければいけません。
「△」は微妙というレベルです。

印ではなくて、「A」「B」「C」で分類しても構いません。
ただ、私の場合はチェックのほうがやりやすいので、この方法でやっています。

復習のたびにチェックがどんどん増えていくとモチベーションが上がるので、私はチェックをおすすめします。

私は本も書いているので、誤植のチェックをするときなどにもこのやり方をしています。
このように、私の場合はテキストをどんどん汚して、ノートはあまり書きません。

ノートを綺麗に書こうとすると、書いただけ満足してしまいます。
大事なことはテキストの見直しです。
マークをつけたところだけピンポイントで復習できます。

できるところは置いておいて、できないところをすぐに復習できるようにしておきます。
柴山式の場合はガイドブックでご案内しているとおり、「まずは細切れで復習しましょう」と言っています。

最初に見たらその日のうちに20分ぐらい復習して、次の日に20分やって、その次の日も20分というように、3日ぐらい連続で復習をします。

そのときに、チェックのところは飛ばして、「?□」の部分だけを重点的に復習することで、復習時間がどんどん短く効率的に圧縮できます。

ノートはせいぜい暗記用のカードを作るぐらいです。
実際に私は講義ノートというのを真面目にとったことがありませんが、それでも受かりました。

ただし、ノートを取ることが勉強のモチベーションになっている人はノートを取ってもいいです。
ノートを取っても効果が出ない方は、テキストに書き込む方法でやってみてください。

私はこの方法で会計士に受かっていますから、テキストへの書き込みと問題の解きまくりでも充分に受かります。

あとは、全教科をルーズリーフ5枚ぐらいにまとめた、全体像のサブノートは作ったことがありますが、授業のノートを真面目に丁寧にとったことはありません。

ただ、丁寧にノートを取っている方のなかにも受かっている人はいますので、あなたの好みに応じてやり方を考えてください。

ノートを取っても効果が出ない方は、今回ご紹介した方法を試してみてください。
この方法はベタですが、とても役に立ちます。
テキストを見るのが楽しくなります。

どんどん自分の手を動かして書き込んでください。
ぜひ参考にしてください。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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