がんばろう!日商簿記1級!!第51回「受かる人の勉強法~Tさんの場合」
さいきん、仕事の都合で、
「どうしても次の試験(11月、第132回)で
1級をとりたいんです!」という
切実な相談をしてくださった方がいらっしゃいました。
Tさんといいます。
聞くと、前回のテストが30点前後だったとのこと。
さすがに2ヵ月前で30点から2倍以上の70点に行くのは
難しいかもしれない、と内心思いながらも、すごい
熱意だったので、私もその心意気ならいけるかもしれない
と思い、個別コーチングオプションをつける条件で
受講を受け付けました。
相談を受けたのは8月下旬ですが、仕事の関係で、
じっさいに本格的な学習スタートを切ったのが
9月20日頃です。
そこから1ヵ月、10月18日時点の到達度をもとに
先日面談のコーチングセッションをしたところ…
久しぶりに、私の想像を超えるすばらしい成果を
もって、面談に来ていただけました。
何年ぶりかの「講師冥利」というやつですね~。
さいきん、こういう「熱血受験生」が減ってきていたので、
とても専門学校時代の熱い気持ちがよみがえり、
目頭に熱いものがこみ上げそうになったくらいです。
1ヵ月で150時間程度の勉強をこなし(休日など時間のあるときは
10時間以上勉強していました)、
この間に最大38点(125回本試験)の点数アップをしていたのです。
平均して30点アップという感じでしたが、それでも
わずか1か月前が30点、いや、6月の受検時より何カ月もたって
いることから20点代ともいえる実力から、
よくぞ60点をとれる力まで持っていったと
本当に感心しました。
彼女は大学生でも家事手伝いでもありません。
社会人であり、子育てもこなしている女性です。
人間、目標がしっかりしていると、こうも
強い行動力を発揮するのか、と感動しました。
ここから本試験まで1カ月弱、100時間程度の
学習ができると思われますので、ぷらす15点は
すでに射程圏です。
やることはもう、ここまでのコーチングで
さんざんすりこまれていますから、彼女はもう
「何をすべきか」で迷ってはいません。
力強い瞳の奥には、すでに1級合格証書の姿が
しっかりと焼き付いていることでしょう。
この間、何をしたか…。
当たり前のことを、私が提示する計画表どおりに
確実にこなしただけです。
さあ!
1級合格までの王道を、この動画でご堪能ください。
人かが変わる、というのはこういうことですよ、
という絶好のケーススタディです。
次はあなたの番です。