償却債権取立益

過年度に貸倒れとなった債権のうち、当期回収出来た金額。
例)前期の売掛金10,000円が、前期のうちに貸倒れたとすると、
「貸倒損失」勘定を用いて費用処理を行ないます。
貸倒損失   10,000   売掛金   10,000
この貸倒れた売掛金が今期になって現金で回収出来た場合、
結局、損をしていない事になるので「償却債権取立益」という
収益の勘定を用いて以下の様に仕訳を行ないます。
現金     10,000   償却債権取立益  10,000
前期に費用として処理を行い、今期に収益として処理するので、
結局、得も損もしていないことになります。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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