債券の購入と端数利息
『債券』を期中に売却すると、売買代金(A円)のほかに、前回の利払い日
の翌日から、売却日までの日数に応じた‘端数利息’を、買主から受け取るこ
とができる(C円)、のでしたね!今回は買主側の仕訳を勉強する。
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lesson.13
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2005.09.07
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<仕訳42> 債券の購入と端数利息 ★★★
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まずは、前回<仕訳41> の復習です。
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『債券』を期中に売却すると、売買代金(A円)のほかに、前回の利払い日
の翌日から、売却日までの日数に応じた‘端数利息’を、買主から受け取るこ
とができる(C円)、のでしたね!
(借)現金など A+C (貸)売買目的有価証券 B
有価証券売却益 A-B
有価証券利息 C
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★ 今回は、上記の取引を、【買主側】はどう仕訳するか、を考えていきます。
・まずは、有価証券の購入として、
借方に「売買目的有価証券」勘定を、購入代金A円で記入します。
(借)売買目的有価証券 A (貸)
・次に、端数利息C円を、追加で支払います。
(借)売買目的有価証券 A (貸)現金など A+C
有価 証券 利息 C
↑
* <収益のマイナス>
* 上記のように、先に「有価証券利息」勘定(収益)を、
借方に書いてマイナスしておきます。
・そして、後日、社債等の発行会社から、正規の利息(半年分など)を
受けとります。たとえばこれをD円としましょう。
(借)現 金 D (貸)有価証券利息 D
↑
* <収益のプラス>
* 結果として、「有価証券利息」勘定は、
貸方に(D-C)円だけ、残ります。
【練習】::::::::::::::::::::::::::::::
次の取引を、仕訳しなさい。
社債(額面500万円)を、475万円で売買目的で購入した。
なお、前利払い日は12月31日、売却日は3月14日である。
利率は年3%である。2月を28日として、端数利息と売却代金を
小切手振出しにより支払っている。
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【答え】単位:万円
(借)売買目的有価証券 475 (貸)当 座 預 金 478
有価 証券 利息 3
※ 端数利息3万円 = 額面500万円×3%×(73日/365日)
73日 =(1月)31日 +(2月)28日 +(3月)14日
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