(第145回、第146回)日商簿記2級の時間配分について

今回の「頑張ろう日商簿記2級合格」ですが、昔よりは合格が難しくなったといわれている簿記2級について、改めて試験対策をしっかり考えて、合格可能性を高めましょう。
 
しっかり対策をとって、今後簿記2級を少しでも有利に受験できるように、アドバイスをしたいと思います。

時間配分と問題を解く順番というのは、柴山式の簿記2級講座を受講されている方には割と繰り返し強調しているところですが、ここで改めて一般的な勉強法としても参考にして頂きたいと思います。
 
最近の傾向としては第二問が曲者になっています。
第一問の仕訳問題も難しくなってきていますが、第二問は出題の方向性が混乱している状況になっています。
 
なぜかというと、平成27年の頃までは特殊仕訳帳というテーマと伝票会計という二大テーマがあって、毎回この2つのどちらかが出ていました。
ですから、合格がしやすかったのです。
 
パターン学習が可能だった1つの理由は、第二問の特殊仕訳帳と伝票だったのですが、今は出題分野の変更があったために特殊仕訳帳が廃止されました。
 
特殊仕訳帳というのは今はあまり実務では重要ではないので、トレンドに合わせて出題傾向を適宜変更しています。
 
その結果、第二問の内容が漂流しているような状況になっていて、「どこを勉強して良いのかが分からない」というのが受験生の本音です。
 
実は難易度がめまぐるしく変わっていて、最近2回ぐらいはとても難しい内容になっています。
 
おそらく、第一問の後に第二問を解いてしまうと、これで30分以上掛かってしまいその他の問題が解けなくなってしまう可能性があり、時間配分が滅茶苦茶になって力を発揮できずに残念な結果になってしまう可能性があります。
 
特に今回の第四問と第五問は満点を狙えるような問題でしたが、第二問に時間を掛けすぎて第四問と第五問も時間が足りなくて得点できなくなってしまうような問題が発生してしまうので、問題を解く順番を考えて頂きたいと思います。
 
たしか平成27年だったかもしれませんが、株主資本等変動計算書が出題された時には非常に難易度が易しかったということが言われていました。
 
実は少し前に易しい問題が出ているのです。
だから絶対に難しいとは言いづらいです。
 
前回と前々回が難しかったので、世間からは結構批判を浴びているかもしれません。
実はそれほど高度ではないのですが、量が多い上に変にひねくれている問題なので、簿記2級でやるにはマニアックな出題になっていました。
 
世間の声というのもある程度あると思うので、もしかしたら次回の第二問は易しくなるかもしれません。
 
いずれにしても、時間配分をしっかりしておけば解ける問題ではあるはずなので、20分ぐらいは取っておきます。
 
この時間配分さえきちんとやっておけば、最初に解こうが後で解こうが同じです。
現段階では過去2回は第二問がやたら難しくて、ここで足を止められるケースが多かったです。
 
第二問を解くのであれば20分と決めてください。
順番でいくならば、過去2回の経験でいくと、第一問を解いたら次に第四問と第五問を解くことをお勧めします。
 
これは私が昔から言っていることですが、なぜかというと柴山式では工業簿記は基本的に満点を狙うからです。
 
最低でも9割(36点)狙います。
そうすると、他で失敗をしても受かりやすいのです。
 
実際に柴山式の合格体験談を見ると、工業簿記はどちらかが満点の方が多いです。
よほど変な問題が出ない限り、満点が狙えます。
 
工業簿記は基本的な論点を出題してくれているので、すごく良いと思っています。
工業簿記で奇をてらった問題はそれほどないので、柴山式のテキストをしっかり学習していただければ満点を狙えますし、イージーミスをしても32点から38点は得点できます。
 
工業簿記は「費用対効果」が良いので、先に解いてほしいと私は思っています。
元気なうちに工業簿記で満点を狙って、最後に第二問と第三問を解くかは好みです。
 
昔は1→4→5→2→3の順に解くように言っていましたが、最近の傾向からいって第二問をパッと見てきついと思ったら第三問を解いても良いです。
 
しかし、第三問が難しい場合もあるので、ケースバイケースです。
問題の見極めはセンスが問われます。
 
仮に先に難しい問題に当たったとしても、時間配分は守ってください。
難しい問題は部分点を狙うようにしてください。
 
例えば第二問が難しい時には8点取れれば十分です。
8点であれば20分で解けます。
 
個別論点を25分や30分も掛けたらアウトだと思ってください。
この時間配分を守ることが大事なのです。
 
最初の第二問ですごく難しい問題で、20分で解いて半分もできなかったらメンタル的にきつい状態で次の問題を解かなければいけませんので、難しいと思ったら順番を変える方法もあります。
 
従って、直前期までの練習方法としては、1→4→5→3→2という練習をしながら1→2→3→4→5という2パターンの解く順番の練習を3・4回やって本番にいくと良いと思います。
2パターンぐらいは用意して、どちらにも対応できる柔軟性を養いましょう。
 
どの順番でやっても時間配分を間違えなければ70点以上は狙えるのですが、第二問が難しかった時に、最初の方で不安になってしまうと、それを引きずったまま他の問題を解かなければいけないので、イージーミスが怖いです。
 
ですので、2パターンの解き方を練習しておきましょう。
私は基本的に1→4→5→2→3か1→4→5→3→2で良いと思っています。
 
第一問が終わったらすぐに工業簿記を解いて、そのあとに第二問または第三問にいくパターンと、順番通り1→2→3→4→5と解くけれども、どんなに難しい問題が途中にあったとしても必ず第一問が15分、第二問が20分、第三問が45分、第四問と第五問で35分(どちらかが15分でもう一方が20分)で解きます。
 
そして残りの5分は余裕時間として見直しなどに充てます。
時間配分は絶対に守ってください。
 
経験上、第一問、第四問、第五問の後に第二問あるいは第三問を解くやり方が工業簿記で点数が取れるので比較的合理的です。
 
あるいは、工業簿記を後回しにしたいという方は順番通りにやっても良いのですが、時間配分は必ず守ってください。
 
時間配分の厳守が最近の簿記2級合格のポイントです。
ぜひ意識してください。
 
私はいつもあなたの簿記2級合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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