カンパニーの語源がわかると、飲み二ケーションの大事さが分かります

「カンパニー」という言葉の意味を考えてみると、職場の「飲みニケーション」や「会食」というような付き合いの大事さがとても実感として分かるという話をしてみたいと思います。

私は千葉商科大学の会計大学院で上級簿記という科目を教えているのですが、同じく千葉商科大学で会計を教えていらっしゃる公認会計士の吉田 寛先生という方がいらっしゃいます。

この方と簿記ゲームなどの関係で会食をしたときに、吉田先生に教えてもらうことがあります。

吉田先生は博学な方で色々なことを教えてもらうのですが、その中で「カンパニーという言葉は一緒にメシを食うという意味なんだよ」という話をされていて、それが頭に残っていました。

あるときにネットで調べてみたら面白いことが分かりました。
Companyというのは、古いラテン語あるいは古いフランス語です。

Companyの“com”は「共に」という意味で、“pany”は「panis(パンを食べる)」という意味で、その合成語だという説明がありました。
そして最後の“y”が仲間を表しています。

従って「共にパンを食べる仲間」という意味で、「一緒に食事をするほど仲が良い」「親交」「交友」という意味があって、それぐらいの連帯感があるからこそ困難な事業もやり遂げられるというふうに考えると、非常に素敵な語源です。

“Corporation”という言葉もありますが、そういうふうに聞くと私は“Company”という言葉に非常に共感を覚えるのです。

日本の中小企業などは特に大手の企業と比べて資本力も弱いし立場も不利ですので、その分、結束して、元々資本力も少ないし知名度もないから基盤として不利の状況にある中小企業が生きていくためにはこの“Company”の精神が大事かと思います。

いわゆる「家族経営」ということです。
もちろん、人それぞれに距離感があって、あまりベタベタな関係は好きではないという人もいるかもしれません。

家族の中だって、親子、夫婦だって、ベタベタの関係が好きなわけではありません。
ある程度の距離を置きながらもそれぞれが心地良い距離感で共に食事をするぐらいの仲の良さで一緒に頑張っていくことが大事です。

従って、“Company”というのは私には家族経営のイメージがあります。
大企業もそうかもしれませんが、日本の会社が共感して仲間として頑張っていくということが大事だと思います。

共に食事をするような仲の良さで一緒に事業を守り立てていくというのは素晴らしいことだと思います。

私は“Company”という言葉について、今後こういった話をしてみたいと思います。
みんな仲良く、事業を守り立てて頑張っていきましょう。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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