日商簿記検定3級合格のための勉強法

日商簿記検定3級の資格は、その後の簿記2級、簿記1級につながることはもちろんですが、税理士簿記論においても出題されるなど、先々にも影響する重要な基礎となります。

簿記3級は、会計の専門家を目指す方のため資格だけではありません。

決算書についての基礎知識も学べることから、非常に有用で、個人事業主や会社員の方にも役立つ資格でもあります。

そこで、簿記3級合格のための勉強法・学習法をご紹介します。

1.毎日コツコツ勉強する
簿記は、1日勉強しないだけでも実力が落ちますので、毎日勉強しましょう。
忙しい日で時間が取れない時でも、1つでも仕訳を確認することを意識しましょう。

小さいことの積み重ねが合格への道です。
そのためには、スキマ時間を大切にすることです。

毎日の行動パターンのなかで、スキマ時間を把握し、大切に使いましょう。

例えば、電車を待つ時間、電車に乗っている時間、外食で料理を待っている時間、歯を磨く時間等、探せば結構あるものです。

机に向かっている時間だけが勉強ではありません。

そのためにも、カード等のポケットサイズの教材を作成し、常に持ち歩きましょう。
いつでも勉強できるような態勢を整えておきましょう。

2.基本仕訳をマスターする
簿記3級学習においては、「仕訳」がカギとなります。
合格するためには、基本仕訳をマスターしておかなければなりません。

柴山式・総勘定元帳を活用して、仕訳と5分類(資産・負債・純資産・収益・費用)の関係を確認しながら進めましょう。
試験には制限時間がありますので、早く正確にできるように何度も見直しましょう。

3.試算表、精算表、財務諸表
仕訳をしっかりとマスターしたら、簿記3級のメインである試算表、精算表、財務諸表作成といった総合問題に取り組みましょう。過去問を使っても良いでしょう。
総合問題といっても、仕訳の積み重ねです。

これも、早く正確にできるように何度も繰り返し練習しましょう。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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