学んだ事を話してみよう!

今回は、私も時々取り入れているスキルアップの秘訣をご紹介します。

これをやると自分の知識をより深く掘り下げることができたり、深く印象に残すことができます。

 

これは私が公認会計士の受験生時代からやっていることです。

ある知識を学ぶときに、ただ頭の中で覚えるだけだと1個のことだけしかやっていなく弱いので、自分でアウトプットをする必要があります。

手で書いてみるのも良いのですが、「話してみる」というのがとても手軽で効果的です。

人がいれば、その相手に自分が学んだ内容を話してみるというのも有効です。

誰かに説明をするというのは学習には効果的です。

 

相手の反応を意識して伝え方を一生懸命組み替えるので、知識を誰かに話すというのは勉強になります。

相手がいない場合は1人で話せばいいです。

 

たとえば簿記1級ではリース会計というテーマがあります。

毎月払った支払ったリース料を仕訳する場合、一定のリースは資産計上する場合あります。

 

そういった知識は最初は分からないのですが、見て覚えようとするだけだと一方通行になるので、自分で覚えたことを話してみます。

 

もちろん話す相手がいたほうがベストですが、相手がいない場合は1人で話すことも十分役に立ちます。

 

最初は暗記みたいな形でも構いません。

文章を3回5回と読んで頭に入れたらと思ったら、覚えたことをすぐに口に出して言ってみます。

 

そのときは一通り言えるかもしれませんが、今度は何分か時間をおいてからもう一度話してみます。

 

少し時間をおいて程々に忘れた状態が一番良いのです。

半分ぐらいは言えると思いますが、残りの半分は忘れていることが多いです。

 

この忘れている部分をなんとか穴埋めしようとして頭を使うときに自分の言葉が出てくるので、それがとても良いのです。

 

そして、何日か経って完全に忘れた状態でもう一度思い出すのです。

知識の掘り起こしというのがあなたの記憶になりますので、全部やらなくてもいいので、ポイントになる部分について暗唱みたいに同じことを、答えを見ずに言ってみてください。

 

それが言えたら、少し時間をおいて、半分ぐらい忘れた状態でもう一度やってみるのです。

半分以上忘れた状態で話すのは文章を組み立てる練習にもなります。

 

自分で口を動かし、耳で聞き、3つぐらいの自分の器官・機能を使っているので、そのように様々な形で知識に触れるというのは非常に役に立ちます。

 

ぜひ、大事な知識を覚えるのにこの方法を使ってみてください。

私はいつもあなたの成功、そしてスキルアップを心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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