洗替法・貸倒引当金戻入
貸倒引当金を設定する前の貸倒引当金残高を「貸倒引当金戻入」という
収益の勘定項目を用いて反対仕訳を行ない、一端なかったことにした後
当期設定した貸倒引当金全額を貸倒引当金繰入として、仕訳を行なう
方法を「洗替法」という。
例)受取手形と売掛金の期末合計金額1,000,000円に対し3%の
貸倒引当金を設定した。
貸倒引当金の残高が15,000円あるとする。洗替法を用いて
仕訳を行なう。
貸倒引当金設定額 1,000,000円 × 3% = 30,000円
貸倒引当金 15,000 貸倒引当金戻入 15,000
貸倒引当金繰入 30,000 貸倒引当金 30,000