簿記1級講座の内容とスケジュールについて
簿記1級対策講座に関するご質問を紹介いたします。
【質問】
日商簿記検定1級短期マスター講座の4科目セットを受講したいと考えいます。
・勉強時間について
私の一週間のスケジュールとしては、
月~金 朝7時会社へ出発、帰宅午後9時頃
〃 勉強時間として使える通勤時間…片道40分
土日 休日 子守り 買い物等
この空き時間を使い、6ヶ月で終了することはできるでしょうか。
また、この講座は11月合格を目標としているのでしょうか。
試験は1度で受かるとは思っておりませんが、6ヶ月で受かるためのスケジュールと、1年程度のスパンで考えたスケジュールがあればご教授願います。
<私の経歴>
・3年程前に簿記2級取得しているが、工業簿記はもう1度復習する必要ありと考えています。
・職種は経理なので、用語などはなじみはあります。税効果などは実務でやっているため練習問題だけで十分ですが、合併・分割会計など全く知らない分野もあります。
・7月・10月は四半期決算もあり、土曜日出勤の可能性もあり。
・期間終了後 受講期間終了後のアフタサービス等はあるでしょうか。
・特典 CDセミナー受講者の割引はあるでしょうか。
・会員枠 まだ枠はあるでしょうか。1つ押さえてもらえるでしょうか。
以上よろしくお願いします。
【回答】
お問い合わせいただきまして、誠にありがとうございます!
以下、さっそくご回答させていただきます。
>日商簿記検定1級短期マスター講座の4科目セットを受講したいと考えいます。
ありがとうございます!
どうぞ、よろしくおねがいします!!
>・勉強時間について
> 私の一週間のスケジュールとしては、
> 月~金 朝7時会社へ出発、帰宅午後9時頃
> 〃 勉強時間として使える通勤時間…片道40分
> 土日 休日 子守り 買い物等
>
> この空き時間を使い、6ヶ月で終了することはできるでしょうか。
はい。
結論から申しますと、可能です。
日商1級レベルは、練習量で勝負が決まります!
したがって、柴山会計では、次の3段階アウトプットを考えています。
●ステップ1
指定テキスト(新検定簿記講義1級:4冊)の例題、練習問題をすべて、3回以上講義のあとにコツコツと解き、個別論点の知識と解答技術を確立する。
●ステップ2
柴山会計が、7月下旬から毎月定期的におとどけする、本試験と同水準の総合問題(商簿会計6回分、工簿原計6回分、問題数にして商簿会計延12問相当、工簿原計延12問相当)を、学習の途中で、答えを見ながらでもOKなので、やはりトータルで3回以上解く。
※会計学は、個別問題3問が通常は1セットなので、柴山会計では、個別3問で総合問題1問相当と換算します。
●ステップ3
最終的には、本試験問題の過去問を、理想は過去8回分(最低過去5回分)×3回転することで、仕上げ段階になります。
以上、
(1)指定テキストの例題・練習問題×3回
(2)柴山会計オリジナル総合問題(商会14問、工原14問相当)×3回
(3)過去問(商会16問、工原16問相当)×3回
私の経験から申しますと、インプット量はあまり合否には関係なく、アウトプットした問題量で合否はほぼ決まります。
めやすとしては、
商会の総合問題、延べ100問解き(30問相当×3~4回、または20問×5回)
工原の総合問題、延べ100問解き(30問相当×3~4回、または20問×5回)
これだけこなせば、合格可能圏(5回受けて3回以上受かるレベル)に到達できるはずです。
ぜひ、柴山会計オリジナル総合問題と過去問の反復練習で、短期合格を勝ち取ってください!
そこで、音声のインプット講義は、通勤電車や空き時間などを利用して効率よく受講することで、カバーできます。
あとは、アウトプットですが、合格可能性を平均よりも高く(60%以上)にするためには、延べ100問解き×2で、だいたい200時間が目標時間となります。
ただ、合格率について、今回は、勉強時間の余裕度合いとの関係で、もう少し低くてもいい(40%程度)ということならば、150時間程度でも合格可能性はあると思われます。
【合格までの学習モデルプラン(インプットとその復習(個別問題)は、スキマ時間に)】
合格率60%コース…平日1時間×5日×約20週 =100時間の演習
土曜5時間×約20週 =100時間の演習
※このほか、音声講義の復習が1日30分程度はいるので、昼休みや移動時間など、上手に空き時間で個別練習をこなしてください。
合格率40%コース…平日1時間×5日×約20週 =100時間の演習
土曜2.5時間×約20週 = 50時間の演習
※このほか、音声講義の復習が1日30分程度はいるので、昼休みや移動時間など、上手に空き時間で個別練習をこなしてください。
> また、この講座は11月合格を目標としているのでしょうか。
> 試験は1度で受かるとは思っておりませんが、6ヶ月で受かる
> ためのスケジュールと、1年程度のスパンで考えたスケジュール
> があればご教授願います。
はい。
11月目標の場合、もしも11月で合格できなくても、継続サポートサービス×本試験までの期間単位(通常・約6ヶ月))で、その後の法改正や相談、質問、モチベーション維持の講師メッセージなど、アップトゥーデートなサービスをその後も継続的に受けられます。
したがって、11月にチャレンジ後、来年6月の合格を視野に入れている方も、大歓迎で入会できます。
> <私の経歴>
> ・3年程前に簿記2級取得しているが、工業簿記は
> もう1度復習する必要ありと考えています。
> ・職種は経理なので、用語などはなじみはあります。
> 税効果などは実務でやっているため練習問題だけで
> 十分ですが、合併・分割会計など全く知らない分野も
> あります。
> ・7月・10月は四半期決算もあり、土曜日出勤の
> 可能性もあり。
日商2級工業簿記については、私の著書「最短で受かる!日商2級工業簿記編」の独学本をで復習していただき、これを日商1級の工簿原計と平行して読んでいただければ、安心です。
>・期間終了後
> 受講期間終了後のアフタサービス等はあるでしょうか。
もしも、運悪く合格がかなわなかった場合にも、受講者特典として、法改正や毎月のメール簿記検定情報サービス、質問・相談サービスを、月1500円(予定)の低価格で、合格まで継続指導いたします。
来年6月までの期間は、基本テキストと講義はお持ちなので、あとはこの継続サポートで、十分です。
>・特典
> CDセミナー受講者の割引はあるでしょうか。
日商1級講座につきましては、他の専門学校の受講料の水準にかんがみて、当初の受講料設定価格を132000円程度(分割なら23000円程度×6ヶ月)としておりましたが、多くの方に受講していただきたいという趣旨で、一般価格自体をほぼ当初の設定価格の75%程度、すなわち99000円(一括の場合)と会員価格のような水準に抑えました。
したがいまして、すでに会員価格的な受講料で受けられるカリキュラムのようなイメージでご理解いただけると幸いです。
>・会員枠
> まだ枠はあるでしょうか。1つ押さえてもらえるでしょうか。
はい。現在、お問い合わせは非常に多くいただいていますが、実際のお申込をいただいた方は、まだ定員未満の人数ですので、T様のために、会員枠を25日まで押さえておくことは可能です。
それでは、この機会に、いっしょに1級合格を目指せることを、スタッフ一同、心待ちにしております!
どうぞ、よろしくお願い申し上げます!!
■日商簿記検定1級対策講座
公認会計士・税理士 柴山政行