朝礼でのスピーチを、機会と捉えるか?危機と捉えるか?

今回の「前を向いて歩こう」は、人前で話をしたり何かしらやらなければいけないことがあって、自分が苦手だと嫌だなと思うことがあります。

そういった自分が必ずしも得意ではないようなイベントに対して、それをチャンスと捉えるかピンチと捉えるかでその人のその後の成長が変わってくるという話です。

実はつい最近、私のクライアント先で研修をしている社員さんが朝礼のスピーチを担当しました。

会社では朝礼の時間に社員が持ち回りで2・3分のスピーチをすることがよくあります。
最近、私の研修を受けている社員さんが朝礼のスピーチを担当したので見に行きました。

緊張していましたが一生懸命頑張っていました。
これを前向きに捉えるか後ろ向きに捉えるかでその人の成長が変わります。

人前で話すことは慣れていないので大変ですが、それをピンチと考えてしまう癖がついてしまうと、「面倒臭い」「恥ずかしい」「失敗したら嫌だな」という失敗を恐れる気持ちが育ってしまいます。

それはもったいないです。
そのときに私は「失敗しても良いじゃないか」と言っています。

失敗したあとに臨機応変に対応する練習です。
見慣れた顔の前できちんとできない人が、初対面のお客さん先でできるわけがありません。

お客さんの所へ行ったほうが条件は厳しいのです。
毎日顔を合わせている人間が多い社内のほうがあとでフォローができます。

会社の中でできなければ外でできるわけがないのです。
ですから、朝礼でスピーチをすることは良い練習になるのです。

「嫌だな」「面倒臭いな」という気持ちは横に置いて、人前で話す練習をしてみましょう。
ここで練習をしておけば、新規開拓のお客さんの前でもあがらずに済みます。

しかもタダで練習ができるのです。
スピーチの教室に行ったら何万円も取られます。

それを会社で給料をもらいながら練習できるのです。
話すときに事前に要点をまとめる練習や話す技術を向上するきっかけになります。

その場のリアクションで思いどおりにいかないこともあるかもしれませんが、そこを臨機応変に対応する練習ができます。

少し面倒かもしれませんが、朝礼のスピーチをピンチと考えて取り組む人よりはチャンスだと思って前向きに捉える人のほうが成長は早いです。

人より一歩先に行くには、常に自分の思いどおりにいかないことでもチャンスと考えます。
朝礼のスピーチは面倒臭いと思う人が多いかもしれませんが、チャンスだと思って話す技術を磨きましょう。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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