「勉強や仕事をしている間はほかのことを考えない!」と決めよう

今回の「頑張ろう日商簿記1級合格」は、他の勉強や仕事などにも使える話です。
割とパフォーマンスが上がりにくいと思っている方がいると思います。

周りの人と同じことをやっていてもマスターの度合いが遅かったり、なかなか仕事が捗らないと思っている人もいるかもしれません。

元々の足の速さと同じように理解力も個人差がありますので、これは仕方がありませんが、中にはそれとは違う要因で理解が遅くなったり勉強や仕事の進み具合が遅い方もいらっしゃいます。

これは私が簿記の講義やコンサルティングをしていて思うのですが、自覚がなくてこれをやっている方がいます。

「あ、あれはどうだったかな」「昨日の仕事の案件なんだったかな」「今日の夜何食べようかな」「夜の飲み会は何を話そうかな」「午後のプレゼンテーションは何を話そうか」「午後のテストは準備できてないけれど大丈夫かな」など、何かをやっている最中に別のことを考え出してしまって、気がついたらそちらに思考が行ってしまい、他のことを考えてしまう癖のある人がいらっしゃいます。

1つのことをやっているのだけれども他のことを考えてしまうのです。
それは自覚がないことが多いので、まずは決めることが大事です。

「今はこれをやろう」と思ったら、今までが例えば集中力を100とするならば、1.5倍増しの集中力でやるぞと決めればいいのです。

これはどんな人でも役に立ちます。
今まで1つのことを集中してできている方でも、さらに集中力が5割増しします。
今まで100の集中力だったら150の集中力でこの1時間は取り組むぞと決めるのです。

1時間勉強をするならば、その間は他のことを考えないと固く心に決めて取り組んでみてください。

これは特になんとなく気がついたら他のことを考えてしまったり、ながら勉強をしてしまう癖のある方にお勧めです。

やる前に1回1回決めてしまうのです。
これから30分で問題を3つ解くけれど、この3つを解く間は他のことは一切考えない。

今日の晩ご飯や、明日の予定や、やりかけの仕事など、そういうことは一切考えずに、まずは集中するぞと決めてください。

やる前に「これに1.5倍の集中力で取り組むぞ」と決めてやってみてください。
これで案外パフォーマンスが上がるのです。

だんだん慣れてくると意識しなくてもできるようになります。
始める前に「1.5倍の集中力で頑張るぞ」と意識して、日々努力してみてください。
あなたのパフォーマンスはきっと上がります。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級の合格を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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