他人を評価するときは、まず長所から始めてみよう

今回の「前を向いて歩こう」は、人に何かアドバイスをしたり、点検をしてあげたり、助言や評価をするときの注意事項になります。
 
上司から部下、先生から生徒、あるいは家庭では親から子ども、お兄ちゃんお姉ちゃんから弟や妹に対してです。

同僚から逆に目上の人に対して何か言うときにもそうですが、多くの場合はどうしても欠点が目に付いてしまいます。
 
欠点のほうが派手で分かりやすいからです。
しかし、本人は分かっていることがあるかもしれませんし、短所から入ってしまうと多くの場合は聞いているほうも気分が良くありません。
 
もちろん、それを言わなければいけない場合もあります。
緊急事態のときなど、本当に今すぐやらなければ危険だという場合は別ですが、基本は必ず何か良いところを挙げます。
 
普段で何かしら意見を求められたり、何か言わなければいけない場合は、ズバリ欠点から入ることはやめましょう。
 
ケースバイケースですが、基本的にはまずは努力をして、「こういう所が助かっているよ」という歓心をしたり、「こういう所は良いよね」というようにその人の長所から入って、できる所を伸ばします。
 
そのあとに、5分の1から3分の1ぐらいだと思っていますが、3つ褒めて1つ指摘します。
可能であれば5つ褒めたあとに1つ指摘します。
 
今すぐでなくてもいいです。
ある程度長所に関してプラスの言葉を与えたあとに、1つ直すべき事の話を言うのがベストです。
 
私もなかなかこれができているわけではありませんが、気をつけています。
気をつけてようやく五分五分ぐらいかなという気がします。
 
気をつけないともっと人のできないことばかり言う癖がついてしまいます。
愚痴や小言みたいになってしまうので、あまり周りにとっても良い影響を与えません。
 
自分自身もマイナスの言葉ばかり言っていると、その言葉を自分でも聞いていますので自分のメンタルにも良い影響はありません。
 
ですから、どうせ吐き出すならプラスの言葉を吐き出しましょう。
まずは長所、できる所、良い所を言ったあとに直すべき短所を少なめに言いましょう。
 
これが人間関係を円滑にするコツでもありますし、自分自身もレベルアップできる1つのきっかけになるのではないかと思います。
 
これは勉強にも応用できますし、ビジネスやプライベートの人間関係にも応用できると思います。
私も気をつけますので、お互いにレベルアップしていきましょう。
 
私はいつもあなたの成長・発展を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
商品に関するご質問・ご相談はこちら