経営者は簿記3級、キャリアアップは2級の学習が有効です!

ランチェスター経営で有名な竹田陽一先生も仰っていますが、中小企業から零細企業まで色々な会社の経営者がいますが、経営者の方がもし会社の決算数値をある程度読み解こうと思ったら、できれば簿記3級レベルの勉強はしておいた方が良いです。

最終的に合格証書が手に入るかどうかは別としても、簿記3級レベルの全範囲を一通り勉強しておくと決算整理や損益計算などの最低限の決算書の知識が身に付きます。
 
よく会計事務所との打ち合わせや相談事項で出てくる会計用語の基本的な部分は簿記3級の学習で身に付きます。
 
竹田陽一先生も仰っていますが、経営計画を考える上で貸借対照表や損益計算書といった最低限の会計知識をある程度体系的に身に付けるためには簿記3級レベルの勉強を一通りやることをお勧めしています。
 
これは私も賛成です。
そして、経理の仕事だけではなくて、営業や他の一般職や総合職でも、簿記2級という資格を持っていると履歴書に書く上では非常に有利になりますので、よければ簿記2級の勉強も視野に入れてみてください。
 
私の知っている中堅企業の営業担当も、管理職以上になる方は簿記2級を持っている方は意外といらっしゃるのです。
簿記2級レベルの勉強をしておくと、工業簿記・原価計算ができるようになります。
 
これは工場に勤めている方だけではなくて、飲食業、サービス業、小売業、卸売業など、全ての仕事において原価というものが出てきますので、原価削減などを考えている時に工業簿記の基本的な知識を持っておくと良いです。
 
これは簿記2級で学べます。
最終的に合格するかどうかということも大切ですが、まずは勉強を一通りやっているだけでも実務に使えます。
 
簿記2級レベルの勉強をして、可能であれば合格もしてしまうとお得です。
結果論ですが、簿記2級レベルの勉強を一通りやっておくというのは実務に使えます。
 
企業担当者や将来的に経営管理や部下の指導などのマネージャークラスとして活躍する方も多いと思います。
 
そういった方は会社の決算書を簿記3級レベルよりももう一歩高いレベルで分析できる、あるいは原価計算、コスト削減などの話がしやすい、工業簿記の知識が入っている簿記2級まで視野に入れて勉強することをお勧めします。
 
小さな会社でも、社長さんになるには簿記3級レベルの知識を持っておくと有利です。
経営管理者以外にも、営業などの実務担当者にとっても簿記2級の勉強をしておくことは非常に有益です。
 
2017年2月26日に第145回の日商簿記検定があります。
今日は1月27日なので、地域によっては書店申し込みという形で29日ぐらいまで受け付けているところもあるようなので、すぐに申し込めば間に合う可能性があります。
 
試験は年3回ありますから、2月の試験に間に合わなくても6月に次の試験があります。
資格試験の合格を目指して勉強してみるのも有益だと思います。
 
社長さんは簿記3級、ビジネスマンとしてキャリアアップを目指すのならば簿記2級の勉強にチャレンジしてみることは非常に有益ですので、チャレンジしてみてください。
ぜひ参考になさってください。
 
私はいつもあなたのキャリアアップや簿記の学習を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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