第144回日商簿記検定2級合格インタビュー 三原美香様

柴山:みなさんこんにちは。

公認会計士・税理士の柴山です。

 

今回は柴山式の日商簿記検定2級講座の受講生で、第144回の簿記検定2級に見事合格された三原美香さんをお招きしてインタビューをさせていただきます。

おめでとうございます。

三原:ありがとうございます。

 

柴山:今回の合格率はおそらく10パーセント台前半になると思いますが、三原さんが受験された地方の商工会議所は9.6パーセントだったのですよね。

 

三原:そうです。

 

柴山:そのような低い合格率の中で合格しましたが、大変でしたか?

 

三原:自分としては結構いけたかなと思いましたが、実際の点数は思った程ではありませんでした。

 

柴山:どのあたりが思ったより伸びなかったのでしょうか?

 

三原:第一問のところが伸びませんでした。

 

柴山:得点の内訳としては第一問が8点、第二問が12点、第三問が16点、第四問が20点、第五問20点ということですが、第一問は本当は16ぐらいいくと思っていたのですか?

 

三原:12点は絶対に取れると思いました。

 

柴山:そうすれば80点以上取れていましたからね。

 

三原:そうなのです。

 

柴山:ミスの理由は分かりましたか?

 

三原:第一問の4を私は全て未払にあげてしまったので、そこでミスをしてしまいました。

 

柴山:あの問題は実務上は未払でも問題ないので、あの辺はもう少し緩くみても良いのではないかと思いますが、原則としては仕入と買掛金ということになるのだと思います。

しかし、それでも合格しているのですから立派です。

 

三原:ありがとうございます。

 

柴山:今までも受験されたことがあるそうですが、今回の試験の印象について教えてください。

 

三原:今まで問題を解いている時に悩むところが、何度か受験しているうちに引き出しが沢山できるので、すぐに解けるようになってきたのが良かったと思いました。

 

柴山:今回は試験の難易度はそれなりに難しかったですが、相対的に自分自身の実力が上がったから易しく見えたということなのでしょう。

 

三原:私はそう思いました。

 

柴山:前回はいつ受験されたのですか?

 

三原:前回は2月です。

 

柴山:第142回も今回と同じくらい難しかったですが、あの時も難しく感じましたか?

 

三原:難しかったです。

 

柴山:あの時と合格率は変わらないですから、この8か月9か月で進化したということですね。

 

三原:そうだと思います。

 

柴山:そのあたりの秘訣も知りたいと思ったのですが、まず、心掛けていたこととして「“継続は力なり”ではなく、継続のみが力となると言い聞かせて、毎日少しでもいいから勉強していた」と体験記に書いていただきましたが、これが一番大きかったのでしょうか?

 

三原:そうだと思います。

あと、娘が中学受験をするために常に勉強をしていたので、自分も「やりなさい」と言うだけではなくて一緒にやろうと思いました。

そうすると娘も勉強に力が入るかなと思いました。

 

柴山:娘さんが勉強しているところを見て、「私もやらないとまずい」という気持ちになったということでしょうか。

誰かが居て一緒にやるというのは良いことですね。

 

三原:そうですね。

 

柴山:簿記の勉強に限らず、勉強している人が身内にいると科目は違うけれども自分も頑張ろうという気になれるのでしょうね。

 

三原:そうですね。

 

柴山:“勉強仲間”を作るということも大事なのですね。

そして、体験記にも書いてありますが、自分の進捗が分かるようにエクセルでスケジュール表を作ったのですか?

 

三原:「何月何日に何をやる」というような表を作りました。

 

柴山:それは他の受験生の方にも参考になりそうですよね。

 

三原:やったところを×で消して、間違えた部分は走り書きのようなメモを残すという形で表を作っていました。

 

柴山:毎日チェックしていたのですか?

 

三原:毎日です。

 

柴山:振り返りは大事ですよね。

 

三原:そうですね。

 

柴山:前回受験した時にもスケジュール表は作っていたのですか?

 

三原:やっていませんでした。

 

柴山:もしかしたら進捗管理をすることによって勉強の効率が上がったのかもしれませんね。

 

同時に、「分からなかったところや間違えたところをメモして、週末に動画を見て確認していた」と書いてありますが、週末がチェックの場だったのですね。

 

三原:そうですね。

 

柴山:これはPDCAサイクルといいますが、チェックした後のアクションを土日にやると決めたのですね。

 

三原:そうです。

 

柴山:平日に勉強した結果の総復習を週末に行うという、この方法は動画をご覧になっている受験生の参考になるかもしれませんね。

 

そして、そもそも柴山式の講義を選んだ理由ですが、育ち盛りの子どもが3人いる環境なので、自分のためにあまりお金を掛けられない状況で、インターネットで柴山式簿記を知っていただいたのですね。

 

三原:はい。

 

柴山:合格のキャッシュバックはやはり大きいですか?

 

三原:そうですね。

お金が全てではないのですが。

 

柴山:できるだけ支出を抑えた方が良いですからね。

主婦の感覚で、スーパーに買い物に行く感覚で、同じ商品ならば安い方が良いですからね。

 

三原:そうですね。

 

柴山:合格することによって半額になりますから、モチベーションになりますよね。

 

三原:はい。

あと、熱意あるメールも素晴らしいと思いました。

ありがとうございました。

 

柴山:普段、私のYouTubeはご覧になっているのですか?

 

三原:拝見しています。

 

柴山:印象に残った動画はありますか?

 

三原:大野先生へのインタビュー動画が印象に残っています。

 

柴山:あの人はすごいです。

簿記3級も簿記2級も余裕で落ちていますから。

たしか簿記2級は10点ぐらいで不合格になって、そのまま簿記1級に進みましたから。

あの時よりは簿記1級の条件は良いです。

 

三原:あれは凄いと思いました。

 

柴山:元々簿記の勉強を始めたきっかけは何でしょうか?

 

三原:会社に入って最初に経理部門に配属されたのですが、その時に「やれ」と言われたのがきっかけです。

 

柴山:簿記3級も持っていない状態で経理に配属されたのですね。

 

三原:そうです。

 

柴山:その時点では簿記の勉強は全くやったことはなかったのですか?

 

三原:やったことなかったです。

 

柴山:経理を希望されていたのですか?

それとも希望に関係なく経理に配属されてしまったのですか?

 

三原:後者です。

 

柴山:元々の希望はどちらだったのでしょうか?

 

三原:営業でした。

 

柴山:会社の事情もあって経理に配属されたけれども、簿記の知識はないから簿記3級から勉強されたのですね。

 

三原:勉強しました。

 

柴山:完全に独学で勉強されたのですか?

それとも通信や通学で学校に通われたのでしょうか?

 

三原:その時は家で独学していました。

 

柴山:それで簿記3級は合格されたのですね。

 

三原:はい。

 

柴山:何年ぐらい前でしょうか?

 

三原:18年ぐらい前です。

 

柴山:勉強期間は「36か月」と書いてありますが、1年ぐらいは勉強が手に付かなかった時期があったようなので、実質的にはこの半分ぐらいの期間だと思います。

 

3年前に始めたということは簿記3級に合格してから10年以上は簿記2級の勉強はされなかったのですか?

 

三原:その後に結婚や子育てもあって仕事から離れていた期間がありましたので、その間は勉強していませんでした。

 

柴山:しばらく忘れていた状態があって、再び簿記2級の勉強を始めようと思ったのが3年前ぐらいですか?

 

三原:そうです。

 

柴山:簿記2級の勉強を始めようと思ったきっかけは何かありますか?

 

三原:復職をしましたが、私は経理の経験しかなかったので、経理の力をもう少し付けたいと思ったので勉強を始めました。

 

柴山:簿記の勉強自体が久しぶりなので、もう一度勉強し直したのでしょうか?

 

三原:簿記3級の内容をザッと見直しました。

 

柴山:結構忘れていましたか?

 

三原:忘れていました。

 

柴山:復職した当初の仕事はどのような感じでしたか?

 

三原:最初に入った会社がメーカーで原価課の配属だったので工業簿記が中心でしたが、復職して次に入社した会社はメーカーではないので商業簿記が中心で、ちんぷんかんぷんというのが正直なところです。

 

柴山:簿記3級も商業簿記ですが、前職の時とはやっていることが違うこともあって、かなり戸惑いはありましたか?

 

三原:ありました。

 

柴山:それがあって「もう一度簿記を勉強し直そうかな」と思ったのがきっかけなのですか?

 

三原:はい。

 

柴山:その時に簿記3級のやり直しではなくて簿記2級に進んだ理由というのは何かあるのでしょうか?

 

三原:やはり資格として簿記2級を持っておきたいということがありましたし、「これぐらいの知識があります」ということを会社にアピールしたかったためです。

 

柴山:その時はどのように勉強をされていましたか?

 

三原:独学です。

 

柴山:本屋さんで市販本を買って勉強されていたということですか?

 

三原:そうです。

 

柴山:どれぐらい勉強していましたか?

 

三原:その時は子どもがみんな小さかったので、ちょっとやるぐらいでした。

 

柴山:その状態で受験してみたけれど、点数は伸びなかったのですね。

 

三原:全然駄目でした。

 

柴山:その時の気持ちを覚えていますか?

 

三原:分かったつもりではあるけれども実際にできないというもどかしさがありました。

 

柴山:一応自分自身では勉強していて、簿記2級の内容は少し分かったつもりでいたから、もう少し得点できると思いましたか?

 

三原:そうですね。

テキストを読めば言っていることは分かるので、なおさら「なぜ問題が解けないんだ?」という感じでした。

 

柴山:その原因がその時は掴めなかったのですね。

 

三原:全然分からなかったです。

 

柴山:その次にどのような行動を取りましたか?

 

三原:勉強方法を変えようと思いました。

自分の思い込みでやっているからできないのかと思って、インターネットで調べたら柴山先生の通信講座があることを知りました。

 

柴山:大手の専門学校など色々な学校がある中で、何が決め手になって私の講座を選んだのでしょうか?

 

三原:先ほどお話したとおり経済的な理由もあるのですが、他の大手の学校はテキストと問題集の量が多いのですが、柴山式の場合はほぼ1冊にまとまっていて、スピード合格を謳っているので、頑張って勉強すればきちんとした知識が身に付くのかと思って選びました。

 

柴山:このテキストと過去問を少しやって合格できた方もいます。

この薄いテキストを見た時にどう思いましたか?

 

三原:「薄いな」という印象がありました。

 

柴山:これで本当に足りるのかなと心配になりませんでしたか?

 

三原:思いました。

 

柴山:先ほどお会いした前村さんは「詐欺じゃないのか」と疑っていたらしいですが、最後は合格しましたからね。

 

商業簿記は149ページで工業簿記は105ページですから、これらを2つ合わせても市販のテキスト1つの科目よりも薄いです。

実際にこのテキストで勉強してみてどうでしたか?

 

三原:柴山式総勘定元帳で理解が深まって、業務で迷った時にも役に立ちました。

 

柴山:今回は工業簿記が満点でしたが、総勘定元帳の考え方が身に付いたから満点が取れたのだと思います。

以前に受験した時は工業簿記は得意でしたか?

 

三原:元々仕事で原価計算をやっていたので商業簿記よりは得意でした。

 

柴山:柴山式総勘定元帳を仕事でも使っていただいているというのはありがたいことです。144回の第二問も柴山式総勘定元帳が役に立ったのですね。

 

三原:はい。

 

柴山:最近の第二問はややこしい問題が多いので、その時に柴山式総勘定元帳が非常に役に立つと思います。

 

そして、メッセージ欄には「間違えたところはできるようになるまでやり抜くことが大切だと考えます。繰り返す→間違いの見直し→繰り返す→見直しをすることで記憶にも定着して、分からなかったところが分かるようになった時のウキウキ、ワクワク、ルンルン感をぜひ味わってください」と書いていただきましたが、やはりできると楽しいですか?

 

三原:嬉しいです。

 

柴山:「ルンルン感」という言葉が良いですね。

そして、その他としては、「合格までは少々長い道のりでした」と書いていますけれども、逆に長い道のりで勉強すると記憶が定着しやすいので忘れにくいです。

 

それから、テンションダウンをした時期があったということですが、スランプから脱出したきっかけは何があったのでしょうか?

 

三原:一度私が先生のお悩み相談室に相談した時に、先生から動画で「頑張れ」って言って頂きました。

当時は愚痴ばかり言っていたのですが、娘も頑張っているので私も頑張りました。

 

柴山:私の動画が役に立って非常に嬉しいです。

それでは今後について教えてください。

 

三原:今後は簿記1級の取得を目指して頑張りたいです。

 

柴山:ぜひ、柴山式総勘定元帳を使って勉強を続けてください。

将来的には責任ある仕事もやりたいということでしたので、簿記1級の知識を身に付けて管理職などの色々な仕事ができるようにスキルを磨いてください。

 

今回はどうもありがとうございました。

 

三原:ありがとうございました。

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