第144回は、大チャンス!?【簿記2級】

今回は「144回は、チャンスです」というテーマでお話をしたいと思います。

先日行われた143回の日商簿記検定2級の結果を受けて、実はこれまでと比べて一番手応えを感じたのは143回ではないかなと思いました。

合格率は25パーセントぐらいで、そこまで高くないのですが、柴山式の場合、例年の合格率が30パーセントや40パーセントぐらいのときの変わらない合格者の数なのです。

 

以前ならば、合格率25パーセントぐらいの難易度のときはもっと合格者数が少ないのですが、この合格者の多さを見ると、柴山式の簿記2級の勉強法というのは今の試験傾向に合っていると思います。

 

今の柴山式の受験生を見ていると、工業簿記の点数が取りやすくなっているのです。

ですので、新傾向とは言いながら、取り組みやすさは増したと思っています。

 

たとえば特殊仕訳帳や特殊商品売買など、実は従来の簿記2級の範囲では嫌な論点というのはあるのです。

 

社債も苦手な人が多いですし、簿記2級の込み入った論点というのは結構ありましたし、仕訳で嫌な問題もありました。

 

それから、141回と142回は難しかったのですが、それらに比べれば143回は難易度が下がったとはいえ、それでも合格率は低かったです。

 

第二問などで難しい問題があったのと、第三問もそれなりに苦労した方もいらっしゃると思いますが、合格率はそれほど高くなかったのです。

 

しかし、柴山式の学習をされている方にとって簿記2級はとてもチャレンジしやすくなっていると思っています。

基本に返った勉強が得点を確実に積み上げるポイントなのではないでしょうか。

 

実際の得点を聞いてみると、80点を超えたり90点の方もいらっしゃったので、比較的高得点の方もいらっしゃいます。

 

それを考えると、143回の試験を見た感じだと、今の傾向は柴山式の勉強法にマッチしていると思いました。

 

要するに、T字勘定を中心とした勘定連絡などをしっかりとマスターして、基本の流れを短期・多回転でマスターするという形です。

 

今後行われる144回や145回もそうですが、平成28年度の有利な点がもう1つあって、一番勉強範囲が少ないのが平成28年度なのです。

 

今年の2月と6月の試験で一番違う点は、勉強量が減っていることです。

特にみなさんが嫌だと感じているであろう論点がとても減っているのです。

 

今思い浮かんだ論点だけでも、先ほど申し上げた委託販売や試用販売などの特殊商品売買です。

あの論点は苦手な方が多いですし、実務でもそれほど取り扱いません。

 

それから特殊仕訳帳です。

あとは、伝票会計の試算表の集計問題もあからさまに出題されなくなってきました。

それに、本支店会計もそうです。

 

本支店会計の未達取引の内部利益のようなややこしいものも、人によってはここだけで4時間から5時間余計に時間がかかっていたので、実は大きい論点で嫌なものがいくつか減っています。

 

荷為替手形や社債もなくなりました。

みなさんが苦手意識のあるような大きい論点が一気に減っていますので、負担が少なくなっているのです。

 

論点が減った分、新しく入ってくる論点もあるのですが、3年かけて徐々に増えてきます。

連結や外貨換算や税効果というのが新たに簿記2級の論点となりますが、これらが簿記2級で出題されるのは来年以降です。

 

平成30年までに少しずつ新論点が増えていくため、平成28年は新たに導入される論点の3分の1しか増えていませんので、143回は一番学習範囲が狭かったのです。

そのような流れでいくと、今はみなさんにとってチャンスです。

 

もし来年の受験を考えているのならば、今年の144回を受験したほうがいいかもしれません。

 

今回は柴山式の簿記2級受講生の合格者数が多いので、合格キャッシュバックも増えて、嬉しい悲鳴を上げているような状態です。

 

たくさん受けてたくさん合格されているので、現在は簿記2級が柴山式の強みでもあるのです。

 

もちろん、簿記1級も短期・多回転で合格されている方はいますが、柴山式では簿記2級が今は一番層が厚いのです。

 

新傾向の対策もしっかりしていますので、ぜひ144回はお早めに柴山式の受講を検討していただくことをお勧めします。

 

先日の143回試験で雰囲気が分かったので、144回の試験にトライしてみましょう。

万が一144回の試験結果がだめでも、145回にセカンドチャンスがありますから、144回はトライすることをお勧めします。

 

時間はあるので、今からでもまだ間に合います。

頑張りましょう。

 

私はいつもあなたの簿記2級合格を心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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