コスト削減より、活動の削減をしっかりやろう!【前を向いて歩こう549】

今回は「コストの削減より、活動の削減」というテーマでお話をしたいと思います。

よく「コストダウン」という言葉を耳にしますが、これは同じ活動のなかでより安い値段で物事を進めるということです。

 

 

やっている作業の内容は変えないのですが、値段だけを下げるのです。

仕事をする時間が1日8時間あるとして、その時間がすべて有効かというと、実はそのうちの2割か3割はやらなくてもいい仕事をやっているのです。

 

やらなければいけない仕事も、やらなくても良い仕事もごちゃ混ぜになっています。

人によって、状況によっては、半分ぐらいは要らない作業である場合もあります。

 

今までの前例にしたがって、不必要な作業も含めて惰性でやっている作業があるのです。

その作業の中身を見直さずに、そのまま同じ作業を安い値段でやろうとすると、質が下がります。

 

当然、相手の業者さんも値引の要求ばかりされると嫌になってしまいます。

それに伴い、会社全体の質が下がって、後ろ向きになってしまいます。

 

今までの自分の行動を見直さずにコストダウンだけ考えるのは、非常に後ろ向きなのです。

ここがコストダウンの落とし穴になります。

 

私も会計顧問としていろいろなクライアントと話をするときに、「節約は構わないけれど、節約にも限度がある」ということを言います。

 

今までの自分の行動を全く変えないで費用だけ下げるというのはまさにジリ貧なのです。

コストダウンには限界があるので、その前にやるべきことは、コストを発生させる活動にムダがないかを見なければいけません。

 

活動の見直しをするのです。

みなさん、自分の活動を振り返るというこということを嫌がるのです。

 

しかし、9割の人がこれをやらないから、これをやった1割の人が成功するのです。

面倒くさいことのなかにこそ、実は改善の大きなヒントがあります。

「面倒臭い」と思ったら、それはチャンスだと思ってください。

 

コストダウンというのは相手に値下げを要求するだけなので非常に楽ですが、相手は嫌な思いをするのです。

 

「ウィンルーズの関係」といって、自分は何も変えないで一方的に相手に値引きや値上げを要求するというは、自分勝手です。

相手に無理強いするような行為は、後で必ず関係が歪んで、しっぺ返しをくらいます。

 

合理的に、コストを下げざるを得ないような活動に変えているか?

自分の行動を見直しているか?

 

行動を見直さないくせに、コストダウンだけを要求するのはおこがましいです。

しかし、これはよくやってしまうのです。

コストダウンを要求する前に、行動を見直しましょう。

 

たとえばオフィスのレイアウトを変えて、コピー機の場所を変えただけで事務員さんの無駄な動きが減ります。

コピー機のレイアウトを変えましょう。

 

棚が廊下にあるのなら、取りに行くのに3分かかってしまうかもしれません。

行って帰って3分を10回繰り返したら30分です。

その30分も人件費がかかっています。

 

自分の手が伸ばせる範囲に必要な書類が全部ありますか?

整理整頓はされていますか?

職場はきれいですか?

 

要らない物は置いてありませんか?

探すのに5分かかっていませんか?

 

その5分が100回あったら500分です。

10人いたら5,000分になってしまいます。

 

そういう部分の見直しをしないで、コストダウンだけ言ってしまうから駄目なのです。

つまり、行動を見直すのです。

活動の削減をしましょう。

 

コストダウンよりも先に不要な活動を削減して、1日8時間のうち3時間ぐらいは節約できる職場もあります。

1割から2割は絶対に削減できるので、行動を見直しましょう。

 

過去1週間や典型的な1日でも構いませんから、活動を15分単位で書き出して無駄な活動を減らします。

 

私も財務改善をするときには、まず無駄な行動を止めるように言っています。

電話、メールチェック、要らない会議……ありませんか?

 

それを止めるのは勇気が必要ですが、そこを止めずにコストダウンはあり得ません。

コストダウンの前に「活動のダウン」です。

活動の削減をしましょう。

 

そうすると、勉強時間も確保できます。

「忙しい、忙しい」と言っている人は、今までの活動を見直してないのです。

今までの活動を見直せば必ず忙しさが少し和らぎます。

 

見直しによって空いた時間を自分の時間に使ったり、他に付加価値のある活動に充てましょう。

 

今までの活動を見直せば、必ず無駄な活動があります。

1割から2割はすぐに活動をカットできます。

 

できないと思うのは思い込みです。

面倒臭いと思っているだけです。

 

1週間は40時間あるので、40時間の1割は4時間です。

2割削減できれば8時間です。

8時間削減できればいろいろなことができます。

 

8時間というと丸1日分の労働時間に相当しますから、相当大きいです。

削減はできると思ってやってみてください。

 

今の忙しい活動というのは完璧ではありません。

完璧な行動をしている人など、世の中にいません。

必ず1割か2割は改善できます。

 

この信念を持って、コストの削減より前に活動の削減をしましょう。

無駄な活動がないかを常に見直すことがコストダウンへの一番の近道だと思います。

 

仕事に限らず、日常生活でも「忙しい」と言っている人がいますが、本当に忙しいのでしょうか?

すべてにおいて100パーセント無駄がないのでしょうか?

 

完璧なのは神様以外にあり得ません。

人間であれば必ず改善できます。

 

普段から「忙しい」と言っている人は、その忙しさの中に無駄な活動があるはずです。

1割2割は無駄な活動があるはずなので、それをカットして、空いた時間を有意義に使ってください。

 

私はいつもあなたの成功を心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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