テキストのキーワードを、簡潔に説明できるようにしよう!【がんばろう!日商簿記1級合格508】

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「テキストのキーワードを簡潔に説明できるようにしよう」というテーマでお話をしてみたいと思います。

日商簿記検定の最近の傾向としては、理論が入ってきています。
理論といっても文章で長く書かせる論述ではなくて、どちらかというと単語を書かせる記述式の問題なので、文章力は問われず、知っているかどうかで決まります。

それも満点を狙う必要はないので、理論の特別な対策というのはそれほど必要ないと思っていて、普段の勉強の派生的なものなのです。

理論のためだけに勉強するということではなくて、普段の計算の勉強の中で理論に役立つようなやり方をすればいいと考えてください。

柴山式の場合、工業簿記・原価計算のテキストは250ページ弱で、商業簿記・会計学は300ページ弱です。
これだけで、75点から80点程度狙えるような力がつきます。

100点満点というわけではありませんが、効率良く7割以上を得点するような、圧縮したインプット教材になっています。

できるだけインプットに余計な時間をかけないというのが柴山式のコンセプトですので、キーワードを簡潔に伝えています。

それぞれのページに大事なポイントが太字になっていたりアンダーラインを引いてあったり、あるいは私が講義の中で「ここが大事だから5回復習してください」というように強調しているところは、すべてのキーワードを網羅的にピックアップして、メモ用紙などにキーワードを書いて、簡単な定義を思い浮かべてください。

場合によっては口に出して言ってみることをお勧めします。
1つの例でいうと、商業簿記・会計学の第14章に企業結合があります。
これはM&Aです。

この中で「取得」という言葉が出てきますが、これは大事な言葉で「ある企業が他の企業または企業を構成する事業に対する支配をすることをいう」ということです。

「取得」のキーワードは「支配を獲得する」なので、ここにアンダーラインを引きます。
「支配」というキーワードが出せれば「取得」という言葉とマッチングさせることができます。

次に連想すると、「取得」といえば「支配の獲得」で、「支配の獲得」といえば「パーチェス法」です。

では「パーチェス法」とは何なのか?というように、連想的にキーワードを書き出して、「取得」「支配の獲得」「パーチェス法」そうすると時価評価で、のれんが発生するということを連想ゲームのようにキーワードを繋げます。

ついでに言うならば、のれんの本質というのも結構大事です。
のれんは無形固定資産ですが、のれんとは何かというと、ノウハウやブランドなどの目に見えない資産です。

これを一言でいうと「超過収益力」です。
超過収益力とは、建物や土地のような目に見えるバランスシートの財産以外の、目に見えない将来性や、顧客リストや、技術や、従業員の質の良さというような、見えないノウハウのことをいい、業界の平均的な会社よりも優れた部分のことです。

この部分に対してもプレミアムでお金を払いますが、これを「のれん」といいます。
こういったことを、キーワードにアンダーラインを引いて、キーワードを中心に考える癖をつけてほしいです。

これは工業簿記・原価計算も同じです。
例えば費目別の材料費の計算で、材料の取得原価とは何かというと、購入代価に引取費用などの付随費用を加算するというように、キーワードを書き出してそれを説明する練習をしてみてください。

できれば全てのテキストのキーワードを抜き出してみてください。
多分200か300ぐらいありますが、これらを網羅的に説明する練習してみてください。

これは簿記の勉強以外でも、仕事にも役に立ちます。
大きな実力になりますので、ぜひ頑張ってください。

私はいつもあなたの簿記1級合格と成功を心から応援しております。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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