吾れ日に吾が身を三省す(論語/学而)

前を向いて歩こう。
今回のテーマは『吾れ日に吾が身を三省す』という、これは論語の一節ですけれども、以前にもご紹介した、安岡正篤さんが書かれた『論語に学ぶ』という本です。

これは非常に人生の行動指針になると思っていまして、役に立ちます。
世の中にいろんな論語の本がありまして、網羅的に解説した厚い本もありますが、僕はそこまで網羅的にやらなくてもいいと思っています。

僕は論語の研究家ではないし、それほど知っているわけではないけれど、いくつか日常生活の行動指針になるような教えがあると思っています。

そのときに一冊どれを選ぶかというと、僕はこれです。
『論語に学ぶ』これは本当に深いと思っておりまして、3回ぐらい読みましたが、改めて見るとまた新しい発見があります。

そのなかで一番好きな箇所をお話しますと、25ページ目から31ページ目までにある『省』という言葉、『省の真意について』、原文が書いてあります。

「吾日三 省吾身(われひに わがみをさんせいす)」という読み方をしていますが、解説本によっては「われひに、みたびわがみをかえりみる」や、「かえりみる」という読み方が多いです。

この本が面白いのは「三省す」という言い方をすることです。
「かえりみる」ではないと。

「かえりみる」と言っても良いですが、「三省す」です。
「みたび」と読むと二度や三度など、落語のような話になるので、「三」というのは、「何度も」という意味ということです。

『省の字をつくづく味わってみると、かえりみては』、一般的には「かえりみる」という言い方をするけれども、これだけでは50点で半分の理解だという言い方をしています。

安岡さんは、安岡先生といったほうがいいかもしれませんが、私からすると見識がすごい、大家の方です。

こういった思想に関しては大家、いろいろな方が影響を受けているすごい業績を残した方なので、それからすると僕はまだまだ小さな人間となってしまいます。

業績からすると私とは比べるべくもなくすごい方なのですけど、こういった方はたくさんいらっしゃいます。
中村天風さんなどいろいろいらっしゃいます。

こういった、世の中に一石を投じたというか、思想の足跡を残した方はたくさんいます。
そのなかのひとりに安岡さんがいらっしゃると思います。

この方の解説のなかに、吾れ日に吾が身を三省すとあります。
学而と言いますけども、吾れ日に吾が身を三省すというこの言い方は、三省堂の三省です。

論語の最初のほうに出てくるのですけれども、かえりみる、反省する、我が身を振り返るという意味もあるけれども、これの理解で終わってしまうと50点だということです。

では100点にするために、もう少し深い読み方をするにはどうするかというと、プラス行動を伴いましょう。つまり悪いところを省くということです。

雑草が出てくると、植木だって腐ります。
つまり悪いところを適切に省きます。

良いところも省いたらまずいので、それは見識、センスが必要になりますが、センスを磨くのも行動してからです。

省くという行動を何度も何度も徹底的に繰り返して、だんだん正しい行動に集約していくと私は読んでいます。

したがって、この「わがみをみたびふりかえる」という読むことも多いですが、僕は「みたびふりかえる」ではたしかに50点だと思っています。

これは簿記会計の勉強もそうで、ただ反省して「あーできなかった」と思うだけでは何の進歩もないです。

しないよりはマシだけども、そこで落ち込んでいたり、自分を責めても、そこで得るものはそんなにないのです。

大事なことは、「失敗したな」と思ったらどうしたら次に同じ失敗をしないかという、省く行動、失敗の原因を取り除くことです。

これを日々繰り返していけば1年後、2年後、より素晴らしい成果が得られるはずです。
なぜなら、あなたの行動に無駄がなくなるからです。

だから、悪いところ、たとえば、横着、わがまま、不道徳、それから雑草となるものです。

自分の知識不足や熟練度の不足、技術不足など、そういった理由でうまくいかないところをどんどん省くようにすれば良いのです。

練習をして技術不足を補うなど、自分の足りないところをどうやったら省くか、足りないところを省くということは改善するということです。
だからこれはすごく良くできています。

吾が身を三省すは、ただかえりみるだけではなくて、プラス省くという、省くのほうが実は大事です。

ここを実践している人が少ないということなのです。
これを実践すると人の上にいけます。
これは簿記検定3級2級1級もそうだし、公認会計士、税理士の試験もそうです。

あるいはビジネスで成功するのも、かえりみて「あーダメだったな」というところまでできる人はそれなりにいるのです。

昔「反省するならサルでもできる」というCMがありましたが、その通りです。
反省だけなら結構みなさんやるのです。

でも反省したあとにそれを省く、取り除くという行動を本当に行えるかどうかです。
ここで真価が問われるのかと思います。

これはビジネスでも、人間関係でも、生活習慣でも、資格試験の勉強でも、すべてに通じます。
だから私は何か一つ選べと言われたら、「吾れ日に吾が身を三省す」、何度か省みて、なおかつ省くことです。

悪いところを省き続ければ、1日1回省けば1年後は365個の省きがあるわけです。
これだけ改善すればあなたの人生良くならないわけがないです。

つまり、失敗しようのない行動原理です。
ぜひ参考になさってください。

私は論語で一個挙げろと言われたらこれです。
僕が一番心に響いたのは「吾れ日に吾が身を三省す」日々のコツコツ、積み上げの具体的な行動、すごく端的に言っています。

こういった教えは一生かけて毎日コツコツ実践していきたいものです。
私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
foot1 footb1 footb2 footb3
「簿記検定対策無料メール講座」
  • 3級対策 無料講座
  • 2級対策 無料講座
  • 1級対策 無料講座
商品に関するご質問・ご相談はこちら
  • 簿記1級はこちら
  • 簿記2級はこちら
  • 簿記3級はこちら
  • 簿記4級はこちら
  • 合格キャッシュバック