2巡目のインプットでも、講義を視聴してOK!

がんばろう日商簿記1級合格。
今回のテーマは『2巡目のインプットでも、授業を見てOK』ということでお話をしてみたいと思います。

時々ある質問ですが、「2巡目のインプットをどのようにしたら良いか?」ということがあります。

おすすめしているのは、柴山式の通信講座でDVDや動画、簿記1級の場合は音声CDというのもありますが、音声または動画の講義を視聴される場合、1巡目はわからなくても先にいっていいです。

まずは1巡しましょう。
その理由の1つに、先に別の論点を勉強することで、元の論点の苦手なところのヒントが得られるということもあります。
まずは全体像をつかんで、わからなくてもいいから1巡しましょう。

2巡目はどうするのかというと、1巡目がわからないものもたくさんある状態で終わったら、「2巡目は例題や問題練習中心でいいのですか?」という質問もあり得ますが、少し柔軟に考えていただいて、まず2巡目は例題に取り組んでみます。

わからない部分があったらその部分に関連する解説講義を聞いてみたり、見みることをおすすめします。

ただ、例題を解いていて、前に聞いたり見た授業で復習をしてみて、全然わからないと思ったら見て良いです。

判断基準は、「これは自力では無理だ」と思ったら見ればいいです。
中には1巡しておけば、あとはテキストを見ながら少し自分で頑張ってみると、半分まではいかなくても3割4割ぐらいは自力でいけてしまいます。

できない問題は気にしなくていいです。
なんとなく言っていることがわかるならば、そのままいってしまっていいです。

3巡、4巡、5巡して、5巡目ぐらいから本当に苦手なものが絞られてくるので、2巡目の勉強の仕方としては、すぐに講義を見ないで、テキストと例題を取り組んでみて、言っていることがなんとなくわかると思ったら、そのままやってしまえばいいです。

でも、最初からテキストの本文や例題を見ても、はじめて見たような感じでわからないということであれば、見てもいいと思います。

2巡目は全部は見る必要ないと思います。
たとえば最初が20回分ぐらい全部見たら、次は5回分わかったけれど15回分見たなど、それぐらいでもいいと思います。

8割ぐらいはわからないかもしれないです。
そうしたら、8割、授業をもう1度見ればいいのです。

あるいは授業の音声をもう1度聞けばいいです。
したがって2巡目でわからないことがあったらもう1回見るのはOKです。

3巡目では少しハードルを上げて、なんとか自分でできそうなところを少し広げます。
2巡目と同じ回数を授業見るのはおすすめしませんが、2巡目でやったところの半分ぐらいと決めたらいいのではないでしょうか。

そうするとわかってきます。
おすすめなのは、1巡目は20回見たら2巡目はその半分ぐらいなど、見る数をできるだけ減らしてください。

どうしてもというなら20回見てもいいです。
そこはお任せします。
あなたの持ち時間との相談なので、ケースバイケースです。

時間がゆったりある場合は2巡目も見てもかまいません。
短期間で勉強したい方は、1巡目見たら2巡目は例題などを取り組んで、どうしてもわからないところだけ最低限で授業を見るというやり方がいいです。

少し時間があるという方は、1回目は20回見たら2回目は10回分ぐらいもう1回見ようと、苦手なものを決めてもう1回2巡目を見るなど、そのへんはお任せします。

絶対に2巡目で授業を見てはいけないというわけではないです。
見てもいいですけど、20回もう1回丸々見るというのは時間がもったいないので、せめて15回や14回や10回など、少し減らしたいと思います。

ただ、時間がのんびりあって1年ぐらいかけてゆっくりやればいいと思っている方は2巡目をもう1回見てもいいです。
これはあなたのライフスタイルです。

柴山式は、2巡見ても一般的な専門学校の授業量より少ないです。
1巡して40時間、2巡しても80時間です。
一般の専門学校などは150から180時間あるので、2巡したってまだ少ないです。

そういう意味では2巡してもいいとは思いますが、それはあなたの生活習慣や、生活パターンや、本試験で受かりたいと思っている目標の回までどれくらい残り時間があるかなどと相談してやってみればいいでしょう。

時間の余裕がいっぱいある方は2巡目もう1回授業を見てもいいです。
比較的短期間で受かろうという方は、2巡目は授業を全部見るのではなくて、本当に苦手なものを10回分だけに絞るなどとやるのもOKです。

あるいは、どうしてもこの例題がわからないというときは、該当するところだけ探して見たり、Q&Aでメール質問したり、いろいろやり方はあるのであなたの状況に応じてやっていただければいいと思います。

2回転目でも授業は見たり聞いたりしてOKです。
ご参考になったでしょうか。
ぜひあなたの勉強に活かしてください。

今はまだ2015年12月なので、2016年の6月を目指す方は、インプットの時期である方が多いと思います。

2巡目、必ずしも授業は絶対見てはいけないというわけではありません。
必要に応じて見てもかまいませんから、ぜひ自分なりのペースで頑張って勉強してください。

10人いれば10通りの勉強法があるので、基本的な考え方が同じならばいいです。
インプットは軽く、あとは状況に応じて部分的に2巡目でも、あるいは3巡目でも、効率よく授業を見たり聞いたりすることはOKです。

私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しております。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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