迷わない練習をしよう!【前を向いて歩こう317】




はい、皆さんこんにちは。
前を向いて歩こう、今回は「迷わない練習をしよう!」こういったテーマでお話をしてみたいと思います。

私も経営者として日々色々決断をすることがありますし、皆さんも皆さんそれぞれの立場で日々決断をしなくてはいけないことがあると思います。
これは全ての人に言える訳ではないのですが、一部あるパターンで損をしている人がいます。

人生は決断の連続でして、経験的に皆さん分かると思いますが、決断の8割は最適な決断ではありません。
2割くらいはピタッと当たるかもしれませんが、ハマったということは10回に2回も無いのではないでしょうか。

あとは今までの流れで、前例の通りにやればOKというのは除外しまして、右か左かの決断でそれがピタッと完璧に当たるというのは下手すると5%、10回に1回か20回に1回、そこそこ当たるので2割です。
逆に外れても後で何とかなるというのが8割くらいあります。

とするならば、一発で完璧な決断をしようとして迷わないことです。
迷うという事自体が時間のロスなので、まずはやってみる。
これはケースバイケースで、本当に重要なプロジェクトでも何でも実は上手くいく人は決断が速いです。
スパスパ決めます。
案件が難しくなった時に迷うというのは、要するにまだそのレベルにいないということです。

迷うということは、AとBについて明確な判断基準が無いからなのです。
今から急に全てを判断しろとは言いませんが、今までの100の事のうち50くらいはその場で判断しても体制に影響が無いけれど悩んでいる可能性があります。
その悩みを引きずって、下手に次回に持ち越したりするとあなたの人生の時間を無駄にします。
それは色々な人にもかなりあります。

気付かないのだけれど、その決断の早さで先送りにしないという事を沢山やっている人の方が成功するチャンスが多いというのが私の経験です。
試験に合格する人もそうで、とりあえず判断してしまうのです。
「こうだ」と決めてやって、失敗したら修正すれば良いのですが、失敗を恐れてしまって迷うのです。

一番身近な例でいきますと、お昼ごはんのメニューです。
メニューを悩むのはやめましょう。
それだけでも違います。
メニューを悩んでいる人というのは一部例外もあるかもしれませんが、そんなに成功していません。
細かい意思決定で悩んでいる人というのは、そんなに上の方に行けません。
メニューもとりあえず決めておきましょう。
ビールとか、私はビール飲みませんし、昼食でビールは飲めませんが、とりあえず飲み物を決めておく。
入る前に決めておけば良いのです。
入ってから「どうしようかな」という意思決定をやっている人は、ケースバイケースかもしれませんが、多分一般論で一事が万事なので普段の仕事でもそうです。

その場面に遭遇してから「どうしようかな」と決めている人は常に後手に回るので、やる前からある程度決めておくのです。
それが速い判断を生みます。
悩むのが趣味という人は別に良いです。
例えば、「メニューであれこれ悩むのが楽しい」という哲学ならば良いけれど、一事が万事の習慣ということで、もし決断を速くするという癖を付けたい方ならばメニューから速く決めて良いと思います。
趣味もあるのでどちらでも良いです。

ただ私はメニューで悩むのがあまり好きでは無いので決めておくのです。
とりあえずそれを食べて、また次来る時に違う物を食べれば良い。
例外は、一生に一回の様な滅多に行かない旅行ならば悩んでも良いです。
悩むこと自体がイベントの一つならば別です。

しかし、今言ったのは日常生活です。
日常生活で、何かを食べるのに一々悩んでいると時間が勿体無いです。
これはポリシーもあるけれど、私の経験上一つ一つの事から悩む癖がある人は、いざといった大事な決断でも悩みます。

そしてその悩むということは実はそんなに意味がありません。
これは麻雀の世界でもそうですが、長考と言って、どの牌を捨ててどの役を取るかで悩んだらその人のレベルは低いのです。
レベルの高い人は瞬時に判断するので速いです。
なので、長考せずに早く決める。
ましては次に繰り越さない。
繰り越すというのも一つの判断です。

しかし、多くの方の場合、今あなたが抱えている案件の10の内、5悩んでいるのならそれを3に減らして、ちょっとずつ減らしてみましょう。
悩むのを減らして悩まない。
スパッと判断する。
そして、そこで失敗することが役に立ちます。
「こういう判断をすると失敗するんだ」ということで、その判断を速くする。
判断がちょっとずつ遅い人は、長い人生の何十年もの間すごく損しています。
恐らく人生の内何万回も決断します。

その何万回の決断が1.2倍遅いBさんと普通のAさんと、どちらが得するかと言ったらAさんに決まっています。
1回1回の判断が平均的な人、あるいは出来る人よりも遅いと損をします。
これは私の経験上まず間違いありません。
なので、ケースバイケースとは言いながらも、基本的に日常的な決断は速くしましょう。
判断は速い方が良いです。
正確性よりも速さです。

これは私の経験で言います。
もちろん正確性が要求されることもありますが、それは人生の内の2割あるかどうかです。
8割はその場で決断したほうが良いです。
成功する人は即断即決です。
なので、速く決めましょう。
悩む習慣をやめる、これでも随分変わってきます。

勘違いしないで欲しいのは、全部悩むなと言っているわけではありません。
1から10までどんな状況でも悩むなと言ったわけではありません。
悩んで良いところもあります。
それは非日常です。
日常的なものやちょっとした会議で一々悩まない。
それは事前準備が出来ていないということです。

ということで、悩まない癖を付けようということを今回申し上げたいと思います。
本当に変わりますから。
あなたの時間に余裕が出来ます。
悩みグセがある人は結構時間がキツキツです。
悩む時間が勿体無いので、パッと決断しましょう。

正確性よりも速さが大事ということが、世の中の7割は大体そのパターンですから、スパスパと決断しましょう。
出来る人は決断が速い。

私はあなたの成功をいつも応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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