資本振替仕訳 【知識ゼロからの会計学入門018】

知識ゼロからの会計学入門、第18回です。
今回は「資本振替仕訳(純資産への振替仕訳)」というテーマで学習していきます。
前回は決算手続の後半のその1ということで、損益振替を行いました。

今回は損益勘定で計算した当期純利益(純損失)の純資産項目への振替を行います。
前回は決算整理後の各勘定残高のうち、売上と仕入と減価償却費はそれぞれ損益勘定に移動させて、各勘定を0にしました。

そして損益勘定の貸借の差額から当期純利益が出ました。
しかし、損益勘定は架空の集計単位なので、この勘定も0で繰り越します。

収益、費用、損益というのはすべてリセットして、帳簿上は毎年0からスタートさせます。
一方、資産と負債と純資産は残高を残します。
これだけは覚えておいてください。

貸方1,575の残高がある損益勘定を0にするには、借方に損益と書けば0にできます。
そのときには、純資産項目には「繰越利益剰余金」というものを使います。
これは貸借対照表上、配当の財源となる利益の蓄積です。

仕訳は(借方)損益1,575 (貸方)繰越利益剰余金1,575となります。
純資産や負債は貸方がプラスです。

当期純利益(純損失)の額を損益勘定から繰越利益剰余金勘定へ振り替えます。
売上と仕入と減価償却費を振り替えして、損益勘定を見てみると、貸方は4,000ですが借方は2,425で左右がアンバランスになっています。

これを左右同じにして、損益を0にしますので、借方に1,575と書きます。
相手勘定は繰越利益剰余金となります。

法人の場合は繰越利益剰余金ですが、個人商店の場合にはこの部分は資本金となります。
このように、損益勘定の残高を繰越利益剰余金へ振り替えて、収益と費用と損益は0にしてリセットしますので、最後に金額が残るのは資産と負債と純資産の金額だけです。

これを繰り越すのは次回学習する繰越試算表です。
今回は、損益勘定の左右の残高の差額を書いて(左右の金額を同じにして)損益残高を0にします。

差額は繰越利益剰余金へ振り替えます。
以上が今回の内容です。

次回は繰越試算表という、資産・負債・純資産の各勘定科目の残高を一覧にまとめた試算表を学習します。

分からないところは気にせず先に進んでください。
何度かやっていくうちに自然と分かるようになるので、無理して覚えようとしなくていいです。

分かったつもりで先に行きましょう。
それでは今日もお疲れさまでした。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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