『情熱』は1級合格のガソリンである【がんばろう!日商簿記1級合格171】

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「『情熱』は1級合格のガソリンだ」というテーマでお話をしたいと思います。

昨日は非常に嬉しいことがあり、みなさんにもお伝えしたくてこの動画を撮っています。
最近は簿記1級の受講生の方はやる気満々の方が多いのですが、それが具体的な行動に表れたというエピソードです。

2日前、金曜日の夕方のことなのですが、私が事務所にいたときに電話が鳴りました。
先週に柴山式簿記1級講座を銀行振込でお申し込みいただいた男性の方からでした。

金曜日の夕方となると銀行振込は時間が間に合わず、こちらのスタッフも入金の確認ができないので、金曜の15時以降の振り込みになると、教材の発送がどんなに早くても翌週の月曜になってしまいます。

そうすると、土日に勉強ができなくなってしまうのですが、そこで相談の電話があったのです。

「銀行振込で申し込んだのですが、お金を直接持っていきたいんです」というお話でした。
お金を直接ご持参いただく方は年に1人ぐらいの割合で、時々いらっしゃいます。

大抵は「会社の帰りに寄るから、銀行振込ではなくて現金でお渡ししていいですか」という感じです。
そのケースはほとんどが簿記3級と簿記2級で、簿記1級はなかなかいません。

ちなみに受講料は、簿記3級が現在20,000円前後で簿記2級が42,000円ですが、簿記1級は99,000円です。

「これから来るのかな」などと思ったのですが、そうではなく「今日は予定があるので、明日(土曜)でいいですか?」とのことでした。

「おそらく、土曜の午後から日曜にかけて勉強したいのだな、やる気満々だな」と思ったので、「いいですよ」と返事をしました。

そこまではよかったのですが、お申し込みフォームのご住所を見てビックリしました。
東京や埼玉など近場ではなく、群馬県だったのです。

私の家内の実家が茨城県にありますが、家内の実家に遊びに行くのでも普通に運転して片道2時間か3時間はかかります。

それを考えて「遠いですけれど、大丈夫ですか?」と聞いたら「大丈夫です」と返ってきました。

もしかしたら東京に用事があったのかもしれないですが、そうだとしても、教材のお金を払いに遠くからいらっしゃるわけです。

簿記1級の教材なので、「持って帰るのが大変じゃないですか。土日に勉強できるように、準備講座だけでもお渡ししましょうか」と話したら「それでも構わない」ということで、とにかく来るとのことでした。

そして土曜日に実際にいらっしゃいました。
「土曜日の午後」とおっしゃっていたのですが、よほど早く手に入れたいと思っていただいたのか、朝の10時頃にいらっしゃいました。

10時の少し前に「今から15分後に行きます」と電話があったのですが、スタッフがまだ来ておらず、私は教材の場所がわからないため慌ててしまいましたが、スタッフが10時に来てくれて、タッチの差で間に合いました。

来てくれた方をパッと見たら、20代前半ぐらいの、格好いい方でした。
スポーツマンタイプの爽やかな感じがしたので、「本当に簿記1級を勉強するのかな」と一瞬思ってしまいましたが、そこで思わず「格好いいね、君」と言ってしまったのです。

「モテるでしょ?」と言ったら笑っていましたが、夏のこの時期にいろいろ遊びに行きたいでしょうし、格好も海に行くような雰囲気でしたが、おそらく帰って勉強したのでしょう。

車でいらっしゃったようなので、教材一式が入ったダンボールを抱えて、ニコニコしながら帰っていきました。

そのときに、わざわざ車を飛ばして私の教材を買いに来てくれたという情熱が素晴らしいと思ったので、本当にささやかなのですが、「グーグル会計学」という私の著書をプレゼントしました。

こんな形で、土曜の貴重な休日を使って、遠くから車を飛ばしてお支払いをしていただいて、教材を持って帰って土日に勉強してくれるという熱意は嬉しいものです。

それと同じことをする必要はありませんが、それに負けないような熱意を持って、あなたも簿記1級の勉強をやっていただきたいと思います。

簿記1級の勉強はたしかに大変な部分もありますが、情熱さえあれば乗り越えられます。
東京近郊ならばまだわかるのですが、さすがに群馬から来るのはすごいなと思いました。
行動力の源は情熱です。

あなたの情熱は、どんなところで表れていますか?
自分なりに簿記1級に対する情熱を高めてください。
みなさんも、この若者に負けないように頑張りましょう。

私も毎日一生懸命動画を配信し、みなさんにモチベーションを高めていただいて、教材の改善やご質問の対応に気を引き締めて頑張っていきたいと思いました。
ぜひ、みなさんも頑張ってください。

「情熱こそが簿記1級合格のガソリンである」という言葉を胸に、今日も、明日も、お互いに頑張りましょう。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

柴山式簿記講座受講生 合格者インタビュー
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