簿記1級と簿記論か財務諸表論について

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簿記1級CD講座についてのTさまからご質問をいただきましたので
ご紹介します。 → 簿記1級講座

【ご質問内容】
・日商簿記1級
・税理士試験の簿記論か財務諸表論
のいずれかを勉強しようと決めかねております。
受験時期は6月か8月で勉強期間はそれほど変わらないのですが、
プロのお立場から見て、どちらが有用と思われますでしょうか?

同じ時間、同じ費用をかけるなら、税理士試験の科目にあるものを受ける方が良いの
とも考えますが、日商簿記1級はビジネスマンに人気とも伺っております。
資格の市場価値など織り交ぜてお聞かせいただければありがたく存じます。

【柴山からの回答】

日商1級を持っていると、
上場企業の経理に必要な基礎知識は全部学べます。
特に、連結、金融商品、減損会計、退職給付、
企業結合、外貨換算、リース、その他もろもろの新基準は、
1級で基本的な計算原理はほぼ網羅しています。
また、高度な管理会計(原価計算)の知識と計算力が身に付きます。

私の見ている限りでは、日商1級保持者は、会社内で、結果的にかなり
頼りにされる存在となっているのが通例です。

下手をすると、前に勉強経験があるかもしれない会社の経理部長や
課長クラスよりも、最新の会計基準を知っている、という意味では
実務的に「頼りにされる」ようになることは、明白です。

また、税理士の簿記論と財表は、方法論さえ間違わなければ、
1級を持っていれば、全範囲の7割はカバーしていますので、
もうそれで合格まであと一歩のところまで来ます。

なお、将来の独立という選択肢も出ますし、
また、法人税・消費税のエキスパートにもなれる、という
意味では、税理士資格も非常にお勧めです。

柴山会計でも、中堅・ベテランの税理士が2名が、
バリバリ力を発揮してくれていて、頼もしい限りです。

正社員3名の内訳は、税理士2名、
日商1級・CPA短答の合格者1名です。
いずれも経理のプロですね♪

個人的なアドバイスとしては、2009年6月に、日商1級を
一回受験する。合格は5分5分くらいの気楽な気持ちでOK。

2009年11月が、T様の本当の合格目標です。
ここで、できるだけ合格をゲットしたいところです。

そして、1級合格レベルならば(11月の結果はどうあれ)、
12月から税理士の簿・財をはじめて、
十二分に来年の8月合格は可能です。

すでに、1級レベルの下地が今年の本格学習で身についているので、
柴山メソッドで、自信を持って、来年の税理士も取り組めるはずです。

まずは、税理士の簿記論と大部分重なる
日商1級を今年の11月中旬まで、しっかりと基礎固めし、
ついでに合格してしまいましょう!

上場企業ならば、1級の合格証書は、役に立つはずです。
もちろん、未公開企業でも、一定規模の企業では
のどから手が出るほど欲しい人材です。
これに税理士の科目合格があれば、今後のキャリアにとって、
相当に心強いことでしょう。

3年~4年での税理士最終合格を目指すのが、リーズナブルと
思います。科目合格でも、キャリアとしての付加価値は十分あります。

柴山会計スタッフ一同、Tさまの学習を
せいいっぱいサポートいたしますので、がんばりましょう!

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